ビジネス虎の巻

満足のいくビジネスライフを送りたい!

分析するとはどういうことか

ビジネスにおいて本当に意味のある分析とは何でしょうか?

ビジネスの目的は成果を出すこと。

その成果に向けて、1センチでも前に進めるものこそが意味のある分析であるはずです。

 

(A)ビジネスは、以下のような縦糸でリズムを刻んでいきます。

  1. 論点設定    :何を目指して、何のためにやるのか
  2. 仮説構築    :そのゴールに向けて、何をやる必要があるか
  3. 検証      :その考えは正しいのか
  4. 説得/交渉/実行 :胆力をもって、粘り強く、手を変え品を変え

 

(B)それぞれの局面において、あなたは以下のような関係者に向けて働きかけていきます

  • お客様
  • 経営陣
  • 自分の上司
  • 自分自身

 

この(A)×(B)の掛け算で、必要な分析内容が浮かび上がってくるのです。

SWOTとか、PESTとか、ファイブフォースとか、そういうものは実際にはあまりビジネスを前進させることはない。

あくまで、この(A)×(B)において、伝える相手が違えばやるべき分析内容は変わってくる。そして伝える局面が変わればやるべき分析内容は変わってくるのです。



 

成果につながる縦糸と横糸

ビジネスで成果を出すためには、一つのことができるだけではダメで、複数のことを得意になる必要があります。

どこにいっても、どんな領域でも、一定の成果を残すことができる人がいる。

そういう人は、ビジネスの縦糸と横糸が非常にしっかりと結びついているのです。

 

 

図に書いてみると上のようなこと。

縦糸というのは、仕事の順番。

横糸というのは、タスク。

この縦糸と横糸を、意識して身に着けていくことが、ビジネスの実力につながり、引いては成果につながります。

 

縦糸には以下のようなものが含まれます

  • 論点設定    :何を目指して、何のためにやるのか
  • 仮説構築    :そのゴールに向けて、何をやる必要があるか
  • 検証      :その考えは正しいのか
  • 説得/交渉/実行 :胆力をもって、粘り強く、手を変え品を変え

 

そして、縦軸に記載したすべての局面において、以下のような横軸のタスクを質を高くこなす必要があります

  • 情報収集
  • タテヨコナナメ議論
  • 感情ベースのコミュニケーション
  • アウトプットベースのコミュニケーション
  • タスクマネジメント

 

これら全ては後天的に習得可能なものであり、どれだけ意識高くこれら一つ一つを徹底できるかが大事です。

それぞれの項目の詳細はまた次の機会にでもご説明を・・・