ビジネスにおいて本当に意味のある分析とは何でしょうか?
ビジネスの目的は成果を出すこと。
その成果に向けて、1センチでも前に進めるものこそが意味のある分析であるはずです。
(A)ビジネスは、以下のような縦糸でリズムを刻んでいきます。
- 論点設定 :何を目指して、何のためにやるのか
- 仮説構築 :そのゴールに向けて、何をやる必要があるか
- 検証 :その考えは正しいのか
- 説得/交渉/実行 :胆力をもって、粘り強く、手を変え品を変え
(B)それぞれの局面において、あなたは以下のような関係者に向けて働きかけていきます
- お客様
- 経営陣
- 自分の上司
- 自分自身
この(A)×(B)の掛け算で、必要な分析内容が浮かび上がってくるのです。
SWOTとか、PESTとか、ファイブフォースとか、そういうものは実際にはあまりビジネスを前進させることはない。
あくまで、この(A)×(B)において、伝える相手が違えばやるべき分析内容は変わってくる。そして伝える局面が変わればやるべき分析内容は変わってくるのです。